D 無 常 E 無 我 


D 無 常 

無常(むじょう、Skt:anitya)は、
この現象世界のすべてのものは生滅して、
とどまることなく常に変移しているということを指す。

釈迦は、その理由を「現象しているもの(諸行)は、
縁起によって現象したりしなかったりしているから」と説明している。



E 無 我 

無我(むが)は、仏教用語で、
「我」に対する否定を表し、
文字通りには「我ならざるもの」という意味である。

「我が無い」と「我ではない」(非我)との両方の解釈がなされる。

一方で、あらゆるものを非我(我ではない)とすると、
どこにも我を見出すことはなく、
必然的に無我(我は無い)という結論が導かれるので、

非我と無我は同じことを指しており、
非と無の訳語の違いにこだわる必要はないということもできる。


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