F涅槃 G 戒律  H縁起  

F涅槃
涅槃(ねはん)は、「さとり」〔証、悟、覚〕と同じ意味であるとされる。

しかし、ニルヴァーナの字義は「吹き消すこと」「吹き消した状態」であり、
すなわち煩悩(ぼんのう)の火を吹き消した状態を指すのが本義である。

その意味で、滅とか寂滅とか寂静と訳された。

また、涅槃は如来の死そのものを指す。
涅槃仏などはまさに、死を描写したものである。

「人間の本能から起こる精神の迷いがなくなった状態」という意味で
涅槃寂静といわれる。


G 戒律
戒律(かいりつ)とは、仏教において守らなければならない、
道徳規範や規則の事である。


 H縁起
仏教における縁起(えんぎ)は、仏教の根幹をなす思想の一つで、
世界の一切は直接にも間接にも何らかのかたちで
それぞれ関わり合って生滅変化しているという考え方を指す。



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