お知らせ平成二十年まで





平成二十年度伝達事項

          舌            代              
                        各 位 様

お寺(保福院本堂で)の法要について(質問についての回答)。
法要の場合、事前に予定日時、回忌、塔婆数、出席者数、食事有無、出向き有無、等。   
   
お寺に(電話0558-83-1746、FAX0558-83-2940)連絡してください。

@、法要にかかる時間は ? 。
通常の場合時間二十五分〜三十分前後です。
、(お参りの方が多い場合、焼香等で時間がかかる場合もあります。) 
法要のお経(本尊回向家祈願経。供養経回忌回向。先祖供養経有縁無縁先祖回向)

A、供物は必要ですか?。持ち帰っていいですか?。
花、果物、菓子は、お持ち頂ければお供えします。
(最低限度のお供え、はな、お膳、果物は寺で用意します。)
法要後、持参した、花、供物の、持ち帰りは自由です。
(参拝者でわけて頂いてかまいません。)

B、法要の後、本堂で食事する事は出来ますか?。
本堂での食事出来ます。(事前に話しあい必要。)
本堂で食事する場合、本堂使用時間は二時間位まで。
※ 後 の 法 事 が な け れ ば 延 長 可。
(T、持ち込み。U、仕出し弁当、田金、魚由、等。V、出前の食事、桃中軒等。)
  
C、塔婆はいくらですか?。
塔婆は一本3千円にてお願いします。※一本に氏名二人まで書けます。

D、受領書(布施の受け取り)はすべて発行しますか?。
布施三万円以下の場合申し出が無ければ受領書は発行しません。
必要な方はその都度お話下さい。施主の方の出席無しで住職のみの法要の場合等。
※3万円以上の布施の受領書は(六月か十二月に)郵送するさいに同封します。

E、葬儀の明細(戒名、位階、通夜葬儀、車代、食事代、等)はどのようになっていますか?。
葬儀の場合、総額計算の内、位階供養料(個別戒名授与)基準は、以下の通りです。
院号、三十万円。 居士、二十万円。 上座、十万円。 信士、伍万円。
程度を位階供養料(同一宗派関係寺院参考)としています。

残りが葬儀関係(通夜葬儀)の布施(振り分けて記載)となります。
内容については 個別に 葬儀、振り分け 明細を出します。

電 話 0558-83-1746、又は  F A X 0558-83-2940

           静岡県伊豆市八幡371の3保福院住職、福聚院兼務住職 深沢 宗仁




◎盂 蘭 盆 会 小 施 餓 鬼 法 要 ご 案 内

 謹啓 初夏の候 ご多忙のうちにも、ご清栄のことと拝察申し上げます。

例年の通り盂蘭盆小施餓鬼法要を厳修致しますので、ご先祖様・新盆会諸精霊位
有縁・無縁の先亡諸精霊位のご冥福を祈る為にご参詣り下さいますよう、
以下の通りご案内申し上げます。  尚、お塔婆の準備の都合上、 
※盂 蘭 盆 会 、先 祖 代 々 供 養 塔 婆、
(八幡地区冷川地区で供養する対象の仏様、霊位、がある家庭は、
     先祖代々霊位供養の為に、先祖代々供養塔婆用意します。)
      不要な場合は 七月三十一日までに 連絡願います。
その他の地域(八幡地区、冷川地区以外)で塔婆必要な方は以下の通りお願い
します。( @先祖代々又は法名。  A塔婆あげられる方の氏名を書いて)
記           
@法要日時 八月四日 午後一時 〜 午後三時。
A御法話  午後一時(十三時)〇〇分より (保福院本堂にて)
鈴木 省訓 師(臨済宗円覚寺派二区玉泉寺閑栖和尚)
※ 聴講無料、福聚院 檀信徒も聴講予定。
B小施餓鬼法要 午後二時より
C卒塔婆料 一基 三千円(墓参来山時にお納め下さい)
D施餓鬼供養金 布 施

平 成 二 十 年 六 月 吉 日
    静岡県 伊豆市 八幡371-3番地
                         保 福 院

 檀 徒 各 位 殿



◎盂 蘭 盆 会 小 施 餓 鬼 法 要 ご 案 内

 謹啓 初夏の候 ご多忙のうちにも、ご清栄のことと拝察申し上げます。

例年の通り盂蘭盆小施餓鬼法要を厳修致しますので、ご先祖様・新盆会諸精霊位

有縁・無縁の先亡諸精霊位のご冥福を祈る為にご参詣り下さいますよう、

以下の通りご案内申し上げます。

 尚、お塔婆の準備の都合上、 申し込みは 七月三十一日までに 連絡願います。

記           
@法要日時 八月二日 午前 十一時〜十二時
A小施餓鬼法要 午前十一時より
B卒塔婆料 一基 三千円(墓参来山時にお納め下さい)
C施餓鬼供養金 布 施
平 成 二 十 年 六 月 吉 日

      静 岡 県 伊 豆 市 八 幡 371-3番地

             福聚院兼務住職保福院、深沢宗仁 敬具

 檀  徒  各  位  殿



疑問ありましたら電話。FAX0558-83-2940連絡お願いします。



〔  平 成 二 十 年 度 お 盆 行 事 予 定。  〕

七月盆棚経希望者、は横浜近隣、13日〜14日のみ。(問い合わせ順)戸数限定。?
@ 七月三十一日、棚経。 
           (午前七時四十分より午後九時半まで予定。)
昨年回ったところは本年も回る予定です。
不要(諸事情で不在)な場合連絡お願いします。
  朝食後保福院出発。┓ 
           ↓
   午前九時三十分までに冷川地区終了予定。
           ↓
   午前十一時半までに八幡上地区終了予定。
           ↓
    十四時までに八幡下地区終了予定。
           ↓
 八幡地区終了後保福院にて昼食、食事終了後保福院出発。
           ↓
    十四時四十分までに城地区終了予定。
           ↓
    十五時五十分までに関野四班地区終了予定。
           ↓
    十六時五十分までに関野一班地区終了予定。
           ↓
    十七時五十分までに関野二班地区終了予定。
           ↓
    十八時五十分までに関野三班地区終了予定。
           ↓
 午後六時すぎ、その他(修善寺、大仁方面)希望者宅に出向く予定です。
    (関野地区終了後、予定時間を順次連絡します。)
修善寺⇒大仁⇒韮山⇒原保、方面。

       ※棚行の時間に制限がある為、
   お茶菓子飲み物は一部を除き、ご辞退いたします。

 ※ 当方の 都合で 当日 伺えない 場合 も あり ます 。
     その場合 三十一日 以外の 日に 出向き ます。
     保福院、福聚院 に 於いて 葬儀が(7月31日に) 出来た 場合、
     その地区の役員様と 話し合い、葬儀を 当方でなくてもかまわない場合 
午前 又は 午後 通常どうり棚経は回ります。
当方が葬儀に出席の場合は 
当日の(7月31日)葬儀の 出来た寺の(地区は)棚経はおこないません。
      8月1日に変更し、(時間未定)行う予定です。
      葬儀の 無い 方の 寺は 棚経は 時間 調整 して おこない ます。
 A 八月一日、棚経
     (希望者のみ、前もって連絡お願いします)
        前日回れなかった家、地区。
   新盆供養やられる方は、七月三十一日は廻りません。
    予定は 早い順に 入れます (希望者は連絡願います) 。
 B 八月二日、福聚院、施餓鬼法要 予定
   午前十一時終わって昼食予定。
希望者がある場合午後棚経出向き。寺にて新盆経でも可。
C八月四日、保福院、施餓鬼法要 予定
   十 三 時 〜 十 四 時 位。
 法話予定 鈴木省訓師(聴講無料、参拝自由)
十四時○○分 小施餓鬼法要。終わって、
十五時○○分(檀徒のみ)軽食予定。
※参拝の時、履き物の管理は自分でお願いします。

特にお酒はすすめません、強要もしません。
※施餓鬼の席で、飲酒運転は絶対にしないで下さい。
(車で来山して飲酒した場合、車は必ず置いていって下さい。)
飲む予定で来山したする場合は、歩いて来るか送ってもらってください。
酔いをさましてから(1-2時間程度)の運転もだめです。
自転車でも飲酒運転になります。飲酒運転はしないで下さい、重ねてお願いします。

 D八月お盆棚経13日〜15日(希望者宅出向き)は
八月四日以降、希望者は問い合わせ願います、時間と距離調整。

八月十三日午前中伊東市内予定時間未定。
八月十四日神奈川県寒川町出向き午前中予定、時間未定。
     以 上 の (未定、葬儀等の場合変更となる場合があります)予 定 で す 。
  疑問が御座いましたら連絡お願いします。
   メールアドレス、hofuku23@agate.plala.or.jp
    保福院電話番号。FAX055883-2940。
         伊豆市八幡371-3番地  福聚院 兼務 保福院 住職 深沢宗仁



◎平成二十年  四月 今後 の 寺院 運営 と 生活 に ついて
(今後の布教活動について)

過去においての問題(色々の人の意見)をまとめきれず、現在に至っています。
住職としての権限が発揮出来ず(二十六年間)、和合の為、妥協と黙認の結果の
すべての責任は自分にあります。

身内に我慢をしいてきましたが、無意味な事であったかも知れません。
試行錯誤してみましたが、寺院運営改善は、自力では無理と判断しました。

放置しておく方が楽ですが、
(寺院の健全な運営の為、色々な方のお話をうかがい、檀徒の心の開拓をしたいと思います。)
地域に根付いた、心の問題は浅い知識では対応出来ません。
根本には、僧侶に対する不信感、経済的問題が大きい比重をしめているようです。
同じ地域の寺院との格差は広がったままです。
恥ずかしながら檀徒に対する指導力発揮出来ず。

管長様より役員に対して指導して戴いた事が裏目に出てしまっています。
(当方は、管長様の言葉は、経済的問題も、結婚の問題も、寺運営の事も、家族生活の事も、母の老後の事も、すべて含めて役員の行
動により、
すべて成り立つようにはかってもらう為、
役員のはたらきにより、寺院の運営は安定し、
住職の生活も環境がととのい、安心していられるはずであった、
丸く収まる、ようにするために、任せると解釈)
管長様のすべて役員に任せろ(すべてあずけろ)との言葉道理(葬儀と法事以外)役員に判断に任せる事が和合であると妥協して来た。
(現実は、役員の判断より、役員の立場からすれば、檀徒の数による判断で、都合よい解釈で運営されてきたよう)
檀徒の総意が役員の行動につながる?。
個人の問題と寺の問題を一法的に役員の都合のよいように解釈し、切り離されて、
現実は、丸く収まらず、逆行した結果になっている。
私的な事で、多くの犠牲も払い
過去のことはチャラには出来ない現実があります。

役員は不本意な発言と行動をしているのかは疑問

役員ばかりに負担かけるわけにもいきませんので、立場的には出来る限り改善に努力します

墓地使用許可者対する引継ぎ者の確認。
墓地使用許可者(七十歳)以上の人は
引継ぎ者の届出を寺にしてもらうように今後検討。
無縁墓地対策として。


宗制の見直しは継続中との事

寺班特例措置について

寺班特例措置についての話しあいが二月二十四日にありました。
上記について護持会長に事前に話ししましたが、見直し
「寺班昇進、降等請願書」がだされなかったので、
現状維持と話しあいで報告しました。


矛盾を感じる事。
葬儀について、葬儀社には貮三百万以上かけて豪華にすませ、
方や寺に対しては十万円程度の布施ですませ、
仏を安置する場所や人を粗末に扱っている傾向がある。
維持する為の協力は消極的
自分の都合よい解釈や
自分さえよければよいの傾向も見える。


平成二十年度より布施振り分け記載して渡す。
受け取って無いのにお金を明らかにする為。
現物の布施(お米、野菜等)は記入しない

護持会による介入がある場合ある為受領書はすぐ出さない。
一度出したお布施について、住職と施主の間に相談役(護持会)と言う者が入り、
お布施についてや戒名について話しをする場合ある。

葬儀やらずに納骨したいと言う方もいます。

葬儀布施が〇円でも、位階供養料は確実にお寺の収入になります。
寺は布施のによって維持運営が基本ですので
(住職として、自分の責任で確保すべしとの指摘もございました。)
そのお金でお寺の維持運営の経費負担します。

本来は供養に関わる費用にしたいのですが、基本となる貯金もお金もありませんので
お付き合いに(寺院と寺院としての負担金等)かかる経費、住職建て替え分の返済。
永代供養に関する経費、借入金の返済、貯蓄等。
当方は以下のかたちが葬儀の内容と解釈して総額が65万〜20万円を予測しているが。
@位階供養料+A葬儀供養料⇒B葬儀総額
実際は35万〜10万程度、最低は2万円。

@位階供養料は以下の通り。

院 号(三十万円) 

居 士(二十万円 ) 

上 座( 十万円 )

信 士 ( 五万円 )

A葬儀供養料は以下の通り
 通夜葬儀及び当日の供養料の

院号三十五万円以上、居士は三十万円以上、上座は二十万円以上、信士は十五万円以上
役員の解釈では、(布施だから)あくまで目安であり強要しない。との事

上記の判断がはいると30万〜5万円となる。

@位階供養料+A葬儀供養料⇒B葬儀総額

帳簿上、実際にはいっていない事に対応に苦慮。




◎ 保 福 院 葬 儀 関 連  布 施 等 についての(振り分け)明細書。

選択して頂いた位階供養料より位階変更可能。(一人について)
※檀徒としての規則に従い功績とそれなれの評価の結果を考慮。
位階供養料
院 号(三十万円)
 

居 士(二十万円 )
 

上 座( 十万円 )

信 士 ( 五万円 )
選 択 位 階 ⇒ 
 一 金 、      圓 也
 戒 名 
 俗 名
没年月日 平 成    年     月     日
小 計  一 金 、           圓 也

  ◎住職への布施  (通夜葬儀供養経等の布施)                
通夜供養として    一 金 、          圓 也
出棺供養として
一 金 、           圓 也
火葬供養として    一 金 、          圓 也
葬儀供養として
一 金 、         圓 也
初七日供養として
一 金 、         圓 也
小  計    一 金 、          圓 也

◎その他                                    
出向き代(足袋代)    一 金 、      圓 也( 日分)
お膳代(食事代)
一 金 、      圓 也( 日分)
小  計
一 金 、      圓 也
合  計     一 金 、      圓 也
 
平成    年    月   日上記の金額を受領しました。               
                       伊豆市八幡保福院、住職 深沢宗仁      
             ※受領書発行、   月末日に郵送予定でいます。        

※役僧をお願いした場合は、別に記入お願いします。                 
    負担したものは金額記入、負担しないものは、0円と記載。            
役僧お礼( 通 夜 荷 担 )
     人          円
役僧お礼( 葬 儀 荷 担 )         人          円
車代(出向き代)
     人          円
お膳代(食事代) 
     人          円
 初七日忌供養 
     人          円
 合  計 
                円







平成十九年度より葬儀無しの供養について。
檀徒の方が逝去して、
施主の希望で通夜葬儀無し火葬後納骨希望者に対しまして以下のように対処します。



火葬済みで納骨希望の場合。

納骨前に本堂で略密葬(三十分以内)戒名授与後、墓地にて納骨供養して納骨。

@布施は布施。

A位階供養料は別負担

位階供養料 俗名0円信士五万円上座十万円  居士十五万円、院号二十万円を含みます。

位階供養料、負担が多い場合は後日入金で可、四十九日法要〜三回忌まで、最長三年以内。



火葬済みでない場合。(当日納骨の場合)
火葬の時間に火葬場に出向き炉前にて荼毘のお経、回向、引き続き炉前葬儀。
焼香中に懺悔文、三歸戒、戒名授与回向、引導、お経、炉前葬回向。
休息
収骨経、回向。寺墓地に出向く、墓地に納骨、納骨供養、回向。

布施(一万円以下の場合もありえるので最低基準設定、強制力は無し)

@布施、火葬場とお墓のお経なので最低二万円程度。

A位階供養料は別負担

位階供養料 俗名0円信士五万円上座十万円  居士十五万円、院号二十万円を含みます。

位階供養料、負担が多い場合は後日入金で可、四十九日法要〜三回忌まで、最長三年以内。



せっぱ詰まった状況では上記のような事でしょうが無いが、

話しあい出来る場合は話しあいをする。

生活状況、経済状況を含めた意味で、上記はあくまでも特別対処。



保 福 院 護 持 会 関 係 資 料


保福院初集会

(平成十九年一月七日、午後二時より)

1.開会の言葉


2.資格の確認


3.挨拶、護持会長、(萩坂氏)檀徒総代、等


4.議事(議長選出)


(1)平成18年度事業報告

(2)平成18年度会計報告

護持会会計、

特別会計、

六仙会計(晋山式等特別会計)

その他(施餓鬼、達磨忌)


(3)会計監査報告


(4)平成19年度事業計画案


(5)平成19年度会計報告案


(6)旧墓地借地路の負担金について。


(7)その他






保福院護持会

                  護持会長 萩坂俊春

旧墓地借地路負担について

旧墓地借地路の負担金を平成18年度まで、護持会会計より年間33.000円

年貢として支出しておりましたが、平成19年度より旧墓地の方々に各家

1.000円ずつ負担して頂く事になりました。

不足分は護持会会計より支出するになりましたのでご承知下さい。






護持会で決めた基準
↓↓↓↓

当方は介入していません。

あくまで目安であり強要しない。との事

以下の記載の葬儀の場合 通夜葬儀及び当日の供養料の説明

院号三十五万円以上、居士は三十万円以上、上座は二十万円以上、信士は十五万円以上は

位階別の葬儀及び当日の供養料総額

※位階供養料含んだ合計金額になっています。

以下の、

通夜葬儀(布施)当日の供養料(位階供養料)は、


通夜葬儀の布施 

院号十五万円以上、居士は十五万円以上、上座は十万円以上、信士は十万円以上

(※通夜、葬儀行わない場合は〇円となります)


上記金額除いた金額が、位階供養料

 俗名0円信士五万円上座十万円  居士十五万円、院号二十万円 


となります。

                                 平成十九年一月九日現
変更下記記載

平成十九年一部改正



一葬儀で寺に入るお金は総額は

院号で35万程度、居士で30万程度、上座で20程度、信士で15万程度入金が見込めます。


一葬儀で役僧三名お願いした場合以下の金額がかかります。
役僧一名、七万円×三名=21万円
役僧車代一名、五千円×三名=1万5千円
役僧初七日荷担、一名一万円×三名=3万円
合計25万5千円役僧にかかる費用となります。






※ 日常の生活状況だけでも厳しい中で、

病人が出来たり、葬儀をおこなう状況になった場合

今後葬儀の布施が負担出来ない (病院の支払い、葬儀屋の支払いをした上で) 

檀徒がでるとの意見ありました。

お寺としてどうするのかとの発言がありました。

当方としましては条件付きで要望があれば以下のように対処するつもりでいます。



@俗名、又は位階は信士所得の方、経済的に大規模な葬儀を行うのに負担あり、
身寄りが少人数しかいない。

A事前に話しあい必要、 話しあいにより色々な事が考えられます。
(身内や親戚が少なく自宅では葬儀が出せない場合)

※正月前後(十二月、一月)、彼岸前後(三月、九月)、
お盆前後、(七月、八月)の月は無理の場合もありえます。 
 
 基本的に身内のみ(十人以下)で行うのが前提。  多人数は無理。

 寺では(要望はききますが) 必要以上の接待しません。



状 況 手 順 、


B死亡したら寝台車にて遺体安置本堂位牌堂に、(死亡診断書無い場合は拒否)

C市役所に出向き (身内がいない場合は住職が死亡診断書持って、
市役所に手続き出向き)火葬時間確保

D火葬場まで霊柩車の依頼
 (火葬時間きまり次第、葬儀社に霊柩車依頼、支払いは後払い、住職立て替えも検討)



法要手順、


E略式通夜(身内のみ)、通夜じたい省略の場合もあり。

F略葬儀、火葬、収骨

※通夜省略、火葬してから、葬儀でもかまいません。
(話しあい) 事前に話しあい必要、話しあいにより色々な事が考えられます。
俗名にての葬儀についてもそれなりに対処します。
火葬のみで(炉前略葬儀)、荼毘経、葬儀省略もあり。




        気持ち的には以下のようです。

※私が住職である限りは、檀徒の方が、
たとえ無一文(お金がない、見寄が無い)で亡くなった場合でも。

(付け届けが、今までされていることが条件、)

(付届けが年四回、正月、春彼岸、お盆、秋彼岸、三年以上おこなっている事、
又は今後三年以上おこなえる前提でのお付き合いが出来る事)

葬儀布施の入金が無い場合は、三年以内の付届、をその布施と解釈。
付届けはなるべくお金でお願いします。

一度に大量のお米、酒、野菜、缶詰、調味料、洗剤等については
処分にこまる場合もありますので、配慮いただければと思います。



条件が満たされなくても今までの関係深い方に対してはそれなりに対処します。


体からお骨になる迄は仏教徒として葬儀法要を行い、最低限度責任をはたします。

入金ついても特に期限を決めず、後日で可。


最低限度の負担で、出来る範囲内で対処します。


※上記の想定は一つのパーターとしてです。

位階供養料無い件については十万円以下

実例としては、施主の堅い希望により、


@通夜葬儀省略で、火葬出向き密葬、納骨。

( 布 施 ) 

A通夜葬儀省略、火葬出向かず、密葬、納骨

( 布 施 ) 

B通夜葬儀省略、火葬出向かず、戒名授与、密葬(30分前後)、納骨

(位階供養料は規定の金額負担、分割でも可、その他は布施 出来る範囲で )


C通夜葬儀省略、火葬出向かず、戒名授与納骨。

(施主の堅い希望がある場合を除き、略葬儀は行う必要あると思う。)

施主に時間無ければ住職だけで略葬儀(亡者供養)可能。

(位階供養料は規定の金額負担、分割でも可、その他は布施 出来る範囲で )




皆がみんな(上記のようでは困りますが)そうでは困りますが、
院号、居士号の人の負担増で信士の一部の該当者の人たちに、そのような、
対処出来ると思います。

本堂使用無料、信士としての位階供養料と布施、
(俗名の場合位階供養料無し)話しあいで決定。

(皆様の協力得て、そのような環境出来ればと考えます。)



今までの墓地規則では受けいられない、
寺、墓地はいらないが納骨場所( 共 同 供 養 墓 所 の 維 持 )
が必要と言う人がかなりでてきているようです。

葬儀、法要、納骨、それだけの目的の方が増えているようです。


現在の檀徒だけで寺が維持出来れば良いですが、出来ない場合、
少しでも協力してくれる方を必要としています。

(役員の方調査検討必要)

新しい檀徒(信徒)はそのような人たち確保が、寺の存続につながるかも知れません。


内 容 は 日 々 変 化 し ま す 。 

そ の 都 度 確 認 必 要 で す 。




福 聚 院 護 持 会 関 係 資 料











保 福 院 住 職 発 言 資 料


出金(寺院に対する布施等)と入金(寺院発行の受領書、葬儀法要分、

少額は請求が無ければ発行しないので、必要に応じて紹介してください。)

食い違いを避ける為

※ 個人で保存し必要な状況がしょうじた場合、寺発行の受領書と見比べてください。


一葬儀で寺に入るお金は総額は

院号で35万程度、居士で30万程度、上座で20程度、信士で15万程度入金が見込めます。

役僧お願いしなければ以下の問題はありませんが、

一葬儀で役僧三名お願いした場合以下の金額がかかります。

役僧一名、七万円×三名=21万円
役僧車代一名、五千円×三名=1万5千円
役僧初七日荷担、一名一万円×三名=3万円
合計25万5千円役僧にかかる費用となります。


葬儀の布施は総額で計算して合計で記入しないで下さい。

食い違いが出できますので、問題が起こる事がありますので、ご配慮お願いします。



総額で計算された場合、60万5千円〜40万5千円と当方に
入金されない分(25万5千円)まで、税務署等に報告された場合。

※信士の場合、入金見込み十五万円に対して、役僧お礼25万5千円は

寺に入金されず施主が直接、葬儀終了後に、荷担寺院僧侶に渡します。





F A Q

質問回答

愚痴ぽい内容満載




定期宗会報告(抜粋)
22号議案、宗費賦課の変更についての件

( 前 略)
 
ふか ―くわ 2 1 【賦課】

(名)スル

税金などを割り当てて負担させること。 
「租税を―する」「―金」 

( 中 略 )

一、収入割の算定基本は、寺院一般会計より算出し、三年間平均値を使用する。

二、1ポイントを千円とする。

(年収、百万円未満0ポイント〜一億円、1000ポイント)
収入一億円以上は、一千万円増すごとに100ポイント加算する。

寺班割、八等地、5ポイント〜特例地130ポイント

法階割、蔵主職2ポイント〜特住職50ポイント

収入、寺班法階割、該当賦課率(ポイント)合計〓宗費

( 後 略 )

六、理由なく収支決算書を提出しない場合、
その収入額を同一寺院の最高収入寺院の1.5倍とみなす

八、この新賦課方式は平成20年度より施行する。


ふかかぜいほうしき ふくわくわぜいはうしき 6 【賦課課税方式

納付すべき税額の確定が、租税行政庁の処分によってなされる方式。

との事

上記、変更理由

宗費は本山、末山を包括し、その宗風を宣揚し、その業務を行う為の重要な課金。


過去に於いて末山(末寺)からの宗費は、その予算の半額程度であり、
円覚寺一般会計より円覚寺派に繰入金を以て運営してきました。


上記改善の為改正



宗費改正にともなう今後寺院維持運営費用、どうしていくのか。


 ◎ 平 成 十 八 年 六 月 現 在 宗 制 改 革 現 状 と 今 後 の 対 処 検 討
                                          檀     徒     用

今後葬儀の布施が負担出来ない檀徒がでるとの意見ありました。

 当方としましては条件付きで要望があれば
 以下のように対処するつもりでいます。

@位階は信士、経済的に普通の葬儀に負担あり、身寄りが少人数しかいない。

A事前に話しあい必要、話しあいにより色々な事が考えられます。
 (身内や親戚が少なく自宅では葬儀が出せない場合)

※正月(十二月、一月)、彼岸(三月、九月)、お盆、(七月、八月)の月は
 無理の場合もありえます。基本的に身内のみ(十人以下)で行うのが前提。

 多人数は無理。寺では(要望はききますが)必要以上の接待しません。


状況手順、

B死亡したら寝台車にて本堂位牌堂に遺体安置、
(死亡診断書無い場合は拒否)

C市役所に出向き(身内がいない場合は住職が死亡診断書持って、
 市役所に手続き出向き)火葬時間確保

D火葬場まで霊柩車の依頼
(火葬時間きまり次第、葬儀社に霊柩車依頼、支払いは後払い、
 住職立て替えも検討) 


法要手順、

E略式通夜(身内のみ)F略葬儀、火葬、収骨
※通夜省略、火葬してから、葬儀でもかまいません。(話しあい)

気持ち的には以下のようです。

※私が住職である限りは、檀徒の方が、たとえ
無一文(お金がない、見寄が無い)で亡くなった場合でも。

(付け届けが今までされていることが条件、)遺体からお骨になる迄は
仏教徒として葬儀法要を行い、最低限度責任をはたします。

最低限度の負担で、出来る範囲内で対処します。

皆がみんな(上記のようでは困りますが)そうでは困りますが
、院号、居士号の人の負担増で信士の一部の該当者の人たちに、
そのような、対処出来ると思います。

本堂使用料、無料、信士としての位階供養料と布施、話しあいで決定。


関連事項、問題もあり

家が絶えお墓が残った場合。お骨が沢山増えても困ります。

無縁の墓地をさらちにする。(誰が負担するのか、)該当者がいない場合 
    過去の役員さんが、この件については墓地規則で対処していませんので、
墓地管理者の責任でさらちにして新しい使用者にその分の負担してもらう。

墓地はいらないが納骨場所が必要と言う人がかなりでてきているようです。

今後寺との関わりを持つ上で
究極の選択か窮極の選択かわかりませんが
新しい檀徒はそのような人たち確保が、寺の存続につながるかも知れません。

墓地に墓を建てても永続的な維持管理がたいへん、
お寺で永続的に供養管理してくれる墓に埋葬されたい。

無縁に墓になるのが不安、対策必要。

無縁な墓は適切に整理して、粗末にならないように、無縁仏は適切に管理します。

お骨の保管場所(無縁供養塔が必要になります。)

お骨の保管は墓地管理者の(現在墓地管理は護持会長)責任となります。

問題事項は護持会で、今後検討して頂きます。







 
   葬儀法要の布施(内容)詳細が知りたいとの問い合わせありましたが
         当方の発行の 葬儀法要の 布施受領書の金額は
       合計しか記入していません。(三万円以上にて発行)  
       過去帳及び入金は個別コードで管理しています。
   負担(詳細は)記録 として施主が 選 択 して記入してください。
      選択項目は 以下に記載 記入選択は 、任意です。

   記録については本山に収支決算報告書(八月末頃提出義務ありとの事) 
    として、公平な宗費負担算出の資料として提出する場合もあります。


平成十八年六月現在

◎ 一  般  檀  徒  通  常  基  準
            
 〈 一 般 檀 徒 通 常 基 準 〉  
 ◎  葬  儀  一  切  に  つ  い  て(  最  低  基  準  ) 

※過去の役員会により護持会により決定された基準。
(檀徒総代は位階供養料無料との意見もあります。)

檀徒役員の負担を考え、院号と信士の負担額を狭くしています。

院号が役僧をたのまない場合と信士が役僧二名たのんだ場合ほぼ同額となります。
位階に関係なく負担は同じくらいとなるようです。

院号の価値が低く、近隣の同一宗派と格差の問題もあるようですが、

宗派、寺院の優劣の問題、

過去の歴史や慣例もあり

(本山に無い位階についての授与や位階に関する授与基準、
檀徒に戒名授与しても、本山への上納義務無し、規則無し)、

今後の事は役員の判断によります。
 
位 階 別 総 額     
最 低 基 準 ( 目 安 ) 
     総    額    の    内    容
院 号、  
 三十万円以上。
  (総額の内二十万円が戒名授与分、残りが葬儀供養分)
居 士、          
 二十五万円以上。
(総額の内十五万円が戒名授与分、残りが葬儀供養分)
上 座、          
  二十万円以上。
(総額の内十万円が戒名授与分、残りが葬儀供養分)
信 士、          
  十五万円以上。
 (総額の内五万円が戒名授与分、残りが葬儀供養分)



上記に含まれるものと含まれないもの
  



          
          T、 葬   儀   供   養   分
 〔 通 夜 経 、葬 儀 経 、出棺経 、火葬場経 、が含まれる。〕

           U 、戒名授与分( 位階供養料 )      
          〔 戒 名 授 与  が 含 ま れ る 。〕 
  


 C 食  事 、 D 送  迎 、  E 初 七 日 忌その他(役僧お礼)等。

      含 ま れ て い ま せ ん 別負担となります。)

 
※ 葬儀供養も位階供養も基本的にお布施ですので請求はしません。

      記 録 は そ の ま ま 帳 簿 に 残 り ま す 。
       上   記   最   低   基   準   は

   檀 徒 の 義 務 を は た し て い る 事 が 前 提 又 は
    付 け 届 け が (年四回参拝)さ れ て い る 事 が 前 提 。







◎ 一 般 檀 徒 通 常 基 準 外 の 者


       
        T 、 葬 儀 供 養 料 ( 目安 )その他年間法要等
 〈 一般檀徒通常基準外の者  〉 割 引 し て い な い 場 合  

  年賀、棚経、施餓鬼供養、法要、お参り、など供養していない方         
          又は今まで寺院運営に協力していない方      
         

 (付け届け又は檀徒の義務はたしていない場合その分の布施も含みます) 



個 別 に つ い て 加 算 す る
↓↓↓↓↓


 項    目  布  施  基  準 、  
  信 士〜院 号 最 低 基 準  
     (  目   安   ) 
 (  備  考  欄  )
   該 当 の 場 合
  自 己 判 断 で  
    金 額 記 入
@通夜布施、
通夜式場にて 
経時間四十分前後
( 信 士 )五 万 円 以上 〜 
( 院 号 )八 万 円 以 上
  A葬儀布施、 
葬儀式場にて 
経時間四十五分前後
 ( 信 士 )八 万 円 以上〜 
( 院 号 )十 二 万 円 以上
 上記以外の経
 B法要布施、 
単独の場合
(出棺、火葬場経等)  
待ち時間も含む
合 計 
三十分〜六十分にて。 
( 信 士 )三 万 円  以上〜 
( 院 号 )八 万 円 以上
その他として      
  必要な場合選択
(役僧儀式荷担お礼) 
(役僧、食事代車代 )
         等 。 






  U  、  位   階   供   養   料   、 

 〔下記一葬儀、一霊位について加算されます〕
 
    位   階

位  階  供  養   料
F  院  号

 二   十   万   円
G  居  士 

十   五   万   円
H  上  座

十    万    円
I  信  士

五    万    円


※ 俗 名 に つ い て は 0 円 (位階供養料)





               
                   以 下 の も の は 含 ま れ て い な い 。
 ( 別  負  担 )
C  食  事
 現  物  支  給  、( 葬儀昼 食 、 通夜夕 食 )無 い 場 合 は 
 食事代 として  一日 、 一 名 に付き 五千円 負担、。
D  送  迎、 
   無い場合 は 車代 として 一日 一名に 付き 五千円 別負担 。
 ※遠方の場合は実費負担。宿泊が必要な場合は宿泊費負担。
E 初  七  日  忌
       〔 当 日 初  七  日  忌 、 出 席 僧 侶 一名に付き 〕 
壱  万  円  別  負  担 。
その他として、選択 、葬儀の時、住職以外に僧侶出席希望の場合
 K(役僧、儀式荷担お礼)出 席 僧 侶 一名に付き、七万円。
 L(役僧、食事代)一日、一 名に付き五千円負担、。
 M(役僧、車代)送迎無い場合、車代として一日一名に付き五千円別負担 。 
   等 。 

その他として、選択

 N法要供養金、三十分前後、一法要に ついて 、三万円 〜 七万円位。 

              ( 四 十 九 日 忌 〜 百 回 忌 ) 

 O法要出向き代、一法要一名に付いて、五千円、送迎ある場合不要。 

 P卒塔婆、一本、(二名分の名前記入可)三千円。
 

その他として、選択 住職(不在の為)の代わりに儀式依頼した場合。

          位階に関係なく同一のお礼。

Q葬儀代行お礼、一 名 に 付 き 二 十 万 円 

R通夜代行お礼、一 名 に つ い て 六 万 円

S法要代行お礼、一 名 に つ い て 三 万 五 千 円  


※お願いする基準は施主の要望重視。

お礼は直接代行者に渡して戴きますので、帳簿入金にはなりません。

後日、位階供養料が入金された場合、帳簿入金となります。

(檀徒総代等の要請ある場合、和合の為、他の宗派の僧侶出席可)
               法類、組寺の順番でお願い出来る方。




 そ の 他 年 間 法 要 等 ( 任 意 )

T年賀、(平成    年    月    日    時    来訪   )          円 

U棚経、(平成     年    月    日    時    来訪  )          円 


 V施餓鬼法要。(お経代             円。塔婆代、    本        円。) 


 W付け届け。

下記は
総額の負担を詳細にわける為のひな形です。
必要に応じてお使い下さい。
又、


※ 負担した金額を振り分けて記入してください。



平成    年度(年間)

法要葬儀布施記録帳、

 
平 成    年    月    日 記 録 。

※以下の項目、選択ないし金額記入。

   @ 通 夜 布 施    
       
A 葬 儀 布 施
 B 法 要 布 施
C 食 事  
 (通夜、夕食)
C 食 事   
(葬儀、昼食)
D 送 迎
 (出向き代、車 代 )

E 初七日忌供養 

(        回忌法要) 
  
    位 階 選 択

F 信 士  G 上 座  

H 居 士  I 院 号  
 
J 不  要

その他として、選択

 K(役僧、儀式荷担お礼) 

L(役僧、食事代)

 M(役僧、車代)等 。 
葬儀の時、住職以外に僧侶出席希望の場合







その他として、選択

  N 法 要 供 養 金、 

O 法 要 出 向 き 代

 P 卒 塔 婆 
 
その他として、選択

 Q葬儀代行お礼、

 R通夜代行お礼、

 S法要代行お礼、
住職(不在の為)の代わりに儀式依頼した場合。






その他年間法要等(任意)

T年賀、

U棚経、

 V施餓鬼法要、

W付届 










◎布施合計金額 
雑 記 欄



      

     



      お 盆 に つ い て の 資 料

  質問ありましたのでしらべて見ました。

地域により又家により多少違いがあるようですが、参考と言う事でお願いします。


     八月、お盆(盂蘭盆)

当地方のお盆は、八月一日〜三日までである。
大正三年頃までは、八月十三日〜十五日の月遅れ盆のようであったが、
養蚕のナツゴがちょうど月遅れの盆の時期に最盛期を迎えるところから、
大正の中ころから現在の日に変わったのだろうといわれている。

「けっこうなお盆で・・・」とか「おだやかなお盆で・・・」などの
挨拶がかわされるように、新しい仏のある新盆の家では適用しないが、
一般の家では和やかに盆行事を祝っている(吉事盆)
盆賀と書いたものを先祖に供える事もある。

それぞれの家の祖霊をお迎えして供養するとともに、
一家の安泰と秋の豊作のご加護をお願いするのである。
盆に先立ち、盆道作りが行われたり、菩提寺のけ境内、
墓地の清掃が行われ祖霊迎えの準備をする。


    盆棚(精霊棚)づくり

この作り方は、まず床の間に仏菩薩の掛け軸を掲げ、
その前に何段かの棚を組みたてて据える。

その上にウチシキ(大きい布)をかけて一番上の段に位牌を安置する。
その下の段に浄水、お花等を飾りたて、
更に下の段に団子、菓子、果物などを供える。

この棚の周りには青い笹のついた女竹二本を立てて上部に青竹を渡し、
これに里芋やほうずき、枝豆など飾りつるす。

棚の一番下の段には、マコモ(チガヤを組んだもの)を敷き、
その上に香炉、線香、ローソク等を置き、
キュウリやナスで作った盆馬、盆牛を供える。

盆馬は精霊様にはやく来て頂く為に、
盆牛は盆が終わり、精霊送りする際に名残を惜しんで、
なるべくゆっくり帰ってもらう為のものだと言う。
また、一説にはキュウリの盆馬は精霊様の乗り物で、
ナスの盆牛は荷物を運ぶものという。
また、青竹の二本柱にはシキビ、ヤマユリなど飾りつける。
各家によって、盆棚の様式は異なるにしても、
このようにしていよいよ、お盆を迎えるのである。

このような習俗が一般に定着したのは
江戸時代の寺請け制度以降といわれる。


    餓鬼精霊(無縁仏)

精霊棚(先祖の霊祭りをする棚)の前、
あるいは脇に一段下げて里芋の葉などに供え物を載せて
餓鬼精霊(無縁仏)をまつる。


  新  棚

新盆の家で作る精霊棚のこと。
家の軒先、表庭などに設ける。
青竹を組んで四本柱の上に棚を作り、
青い葉(杉葉、桧葉)で飾ったり、マコモで三方を囲う。
大きさは約一尺四寸、高さ五尺ぐらいのものである。
その棚の上に浄水、供物など供える。


  迎 え 火

今は少なくなったが七月三十一日の夕刻、
祖霊を迎えるための迎え火を焚く。

新しい仏さまのある家では
新しい提灯(灯籠)を軒先につるしてお精霊さん(祖霊)を迎える。
迎え火のアカシ(松明)を各家で門口や庭先で焚く風情は趣のあるものである。


  墓 参 と 棚 経

墓参と菩提寺の僧侶の棚経(盆棚の前で読経供養すること)は
七月三十一日から八月一日午後までには大体終わる。


    八月二日(お盆の中日)

この日は精霊さんが東京の神田に買い物に行くといい、
弁当とお金を持たせるのだという。
この弁当は、アズキ飯を炊いて一寸五分位のおにぎりを作ったものである。
これを六つか七つ皿に載せ、一個に一本ずつ箸をさして精霊棚に供える。

また、昼には平たい団子を六つか七つ皿に並べ、上にうどんをゆでたものを載せる。
そして、それを精霊棚に供える。
これは精霊さんが買った物を運ぶ、セナカアテ(背中あて)ショイナワ(背負縄)だという。
夜にはスシやボタモチをあげたりする。


    精 霊 送 り

  八月三日朝早くお茶と団子をあげ、そのあと盆棚をかたづけ、
いっさいの供え物をマコモで包んで紐でしばり、
大川の淵や箸に持って行き川に流す。
流した精霊が見えなくなるまで見送る。
その際その場所には団子、線香、菓子等を供えるのである。
しかし、現在は衛生上の見地から流す事は禁止されている。

夕方には送り火を、迎え火と同じ場所で焚いてお盆行事を終わる。


  ボンガマ(関野地区)

お盆の最終日に屋外にかまどを作り、
子供たちが川を干して魚をとり、
これを副食として子供仲間で一緒に食事したり、
遊んだりした風習が戦前まで行われた。

ボンガマと称するもので、他所では女子がとりしきっていたようだが、
当地区では男の子の遊びとして行われていた記録が残っている。



  中伊豆町誌、年中行事より抜粋


  保 福 院   深 沢 宗 仁

  平 成 十 八 年 八 月 一 日






トップへ
トップへ
戻る
戻る