曹 洞 宗 


曹 洞 宗:

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9世紀の中国の禅僧、
洞山良价と弟子の曹山本寂の名に由来する
曹洞宗の特徴は、

「黙照禅」という言葉に集約される。

「黙々と坐禅することが、悟りに至る修行の正道」とする立場である。

曹洞宗は鎌倉時代に高祖道元禅師が日本に伝え基礎を築き、
四代目の太祖瑩山禅師が一層禅を盛んにした。

大本山は福井県の永平寺(高祖道元禅師の御開山)と
横浜市の總持寺(太祖瑩山禅師の御開山)となっている。

曹洞宗は中央政権との結びつきを避け、
地方の豪族や一般民衆の帰依を受け、

もっぱら地方へと教線を伸ばしていった。

曹洞宗を日本に伝えた道元はいう。

「釈迦以来の祖師も坐禅によって大悟してきた。

焼香をはじめ念仏も読経もまったく必要がない。

ただひたすらに打坐して身心脱落せよ」と。

これを端的に言い表した言葉が「只管打坐」なのである。

「悟りを得るための坐禅ではなく、坐禅の修行がそのまま悟りである」と。

悟りの境地は、求め獲得するものではなく、
身も心も脱ぎ落とすことだと、道元は説く。

と記載されていました。


曹洞宗


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